基礎工事③・・・そっとしておきましょう。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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基礎工事③・・・そっとしておきましょう。2020.07.29

第三者機関の鉄筋の検査に合格したら、
地中梁と耐圧盤のコンクリートの打設工事です。
打設工事にはコンクリートを圧送するポンプ車と
生コンクリートを運搬するミキサー車を使用します。
今回の耐圧盤の厚さは150㎜です。
耐圧盤の鉄筋はD10@150 シングル筋です。
ちなみに構造計算にて確認してみると・・・。
耐圧盤の厚さを180㎜にすると
耐圧盤の鉄筋はD10@200 シングル筋になります。
迷ったあげく・・・厚さ150㎜にしました。
今回 使用したコンクリートは
普通コンクリート Fc=24、スランプ=18です。
・・・打設工事終了です。
この後、コンクリート表面の水が引いてきたら
金コテを使用して、2回ほどコンクリートを押さえて
工事は完了になります。
ちなみにコンクリートを打設する際、
型枠が微妙に動く事があります。
型枠が動いたままの状態で
コンクリートが固まってしまうと・・・
基礎・・・曲がっちゃうよね。
・・・という事で、
コンクリートの打設工事が終了したら
水糸(写真のピンク色の糸)を張って
型枠の位置を確認します。
型枠の補正には、
写真のターンバックルを使用します。
打設工事完了後は養生期間に入ります。
養生期間とは、コンクリートが固まるまで
”そっとしておく” 期間の事です。