大工工事③・・・上棟しました。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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大工工事③・・・上棟しました。2020.09.11

土台敷き工事が完了したので
上棟(じょうとう)工事を行いました。
上棟工事とは、
建物の柱や梁、小屋組などの骨組を造る工事の事です。
建設地の前面道路を使用して工事を行う為、
最寄りの警察署にて 道路使用許可 も取得済みです。
柱材などの荷揚げにはレッカー車を使用します。
まずは、1階の柱を建てましょう。
・・・とその前に、
柱の下側に入れる金物を設置しましょう。
写真の金物(プレート)は
土台プレートと呼ばれるモノです。
柱に大きな重さがかかる時に使用します。
今回の建物では数本の化粧柱を使用します。
化粧柱(けしょうはしら)とは、クロスなどで
隠れてしまう柱・・・ではなく
柱(木材)そのものが丸見えの柱の事です。
写真中央の4本が化粧柱です。
化粧柱には 天地(上下)があるので
建てる時は注意しましょう~。
写真は 通し柱です。
通し柱とは、1階から2階までつながった柱の事です。
・・・なので、長くなります。
長くなるので通し柱の中央部は・・・
・・・曲がりやすくなります。
曲がりやすいというコトは・・・弱いトコロですね。
・・・建物の角の部分に、通し柱を配置した場合、
通し柱の中央部に対し、
筋交材の圧縮がかからないように筋交の向きに
注意しましょう~。
1階の柱が建ったら、2階の床梁を組んでいきます。
梁と梁の接合部に、ボルトも仮組みしておきます。
次に建物の ”建ち(たち)” を確認しましょう。
”建ち” とは・・・
建物の柱が垂直なのか?
建物の形がゆがんでないか?
・・・そんなコトを確認する、
とても重要な作業の事です。
通常、当事務所では2階の床張り工事(床下地)は
上棟後、
屋根のルーフィング工事が終わったら行いますが、
今回は、1階に化粧梁が多く、直射日光も豊富?で、
しばらく雨の予報がなかったので、
この段階で2階の床下地を貼りました。
・・・まずは、2階の中央部ある床梁に墨出しをします。
出した墨を基準にして、建物の中央から両端部へと
床下地を貼っていくと・・・施工誤差の軽減になります。
・・・2階の床貼り工事直前 S大工がK.Oされました。
どうやら、太陽と湿度に負けた模様です。
・・・なので、床貼りの写真は・・・撮り忘れました。
S大工のK.Oなど、イレギュラーなコトもありましたが
無事 上棟工事・・・完了です。