野地板(のじいた)工事。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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野地板(のじいた)工事。2017.09.05

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 上棟工事が完了したので、野地板(のじいた)工事を
行いました。
まずは、小屋梁(こやばり)や母屋(もや)などの屋根の
下地になる部分に垂木(たるき)を固定していきます。
写真の斜めの棒が、垂木です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 垂木の固定には、釘や写真の長いビス、”タルキック”を使用します。
建物の外周部には、タルキック。
内部には、75mmの釘を2本以上使用します。
垂木には、米松KD材 60×45 @303を使用しています。
KD材とは、乾燥木材のことです。
60×45 とは、 高さ60mm、幅45mmのことです。
@303とは、 垂木の間隔が、303mm以内 とのことです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 垂木の固定が完了したら、次は破風(はふ)下地材の固定です。
写真の幅が広い板状の物が破風の下地材です。
下地材には、杉製材 180×24 を使用しています。
固定には、75mmの釘を2本以上使用しています。
尚、破風の正面側が、”木裏”になるように、固定しています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 破風の固定が完了したら、広小舞(ひろこまい)の固定です。
写真の板状の物が広小舞です。
以前、材木業者さんにて、防腐材を塗布した材料です。
広小舞には、桧製材 105×13 を使用しています。
固定には、45mmの釘を2本以上使用しています。
尚、広小舞の垂木側が”木表”になるように固定しています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 広小舞の固定が完了したら、野地板(のじいた)の固定です。
写真のベニア板が、野地板です。
野地板には、構造用合板1820×910 T=12を使用しています。
T=12とは、材料の厚さのことです。
固定には、CN50と呼ばれる釘を使用しています。
釘の間隔は、150mm以下です。
CN釘は、2×4(ツーバイ フォー)住宅に使用される釘です。
構造用合板を固定する時に、使用しています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 曇り空でしたが、雨にも降られず、無事、野地板工事が
完了しました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 完了後は、ブルーシートにて雨養生をします。
構造用合板≒ベニア板は、雨に塗らしてはいけない建材です。
注意しましょう。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 屋根の下地工事と、同時進行で、HD金物の取り付け工事も
行っていました。