ツーリング・・・まえ脚のメンテナンス①。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

新着情報

ツーリング・・・まえ脚のメンテナンス①。2017.09.10

 OLYMPUS DIGITAL CAMERA まえ脚のメンテナンス
・・・その前に、首廻りのメンテナンスを行います。
その理由は、整備記録に
”ステムベアリング ジカイ コウカン 要ス。”
と、遠い過去の自分からの、指令が記載してあった為です。
指令年月日は、2009年1月17日・・・
まだ、磯釣りをしていなかった頃の指令ですね。
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA まずは、ホイールや、フロントフォーク、トップブリッジなどを
分解していきます。
このあと、フロントフォークのオーバーホールを予定しているので
フロントフォークが車体に付いている状態で、フロントフォークの
キャップを軽く緩めておきます。
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 指令書にあった、ステム(ベアリング)です。
ベアリングの受け側は、フレームに圧入されているので、
丸棒鉄筋やマイナスドライバーを、鉄製のハンマーを使用して
たたきながら、外していきます。
写真のベアリングも同様に、たたいて外します。
 mini_170906_1803 コツコツと作業をしていくと、ベアリングが外れました。
新品のベアリングに交換します。
 mini_170906_1853 知り合いに、プレス機を借りて、ベアリングを入れていきます。
プレス機が、欲しくなってきました。・・・あまり使いませんが。
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 再使用の部品は、パーツ洗浄台にて、清掃作業を行い
古い油や汚れを除去します。
ゴム系の部品で、再使用する物は、洗浄後にシリコングリスを
薄く塗ります。
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA フレームに、ベアリングの受け側を入れます。
ベアリングの受け材とフレームにうっすらとグリスを塗って
ハンマーで軽くたたきながら入れていきます。
ハンマーで直接たたくと、受け材が歪んでしまうので、
取り外した受け材を、新しい受け材に当てて、ハンマーで
平均的にたたいていきます。
ベアリングにキズがつかないように たたくので、緊張しますね。
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA ベアリングの受け材が入ったら、あとはベアリングにグリスを
そこそこ塗って元の通りに組んでいけば完了です。
グリスにはシルコリングリスを使用してみました。
ステムの締め付けトルクは3.9㎏・m・・・とのことですが、
この形状のソケットを持っていない為、
中年の感覚(フォース)にて対応します。
おそらく試乗後にガタツキが無い程度に緩くしてしまうことでしょう。
ステムが緩いと、セルフステアが効きやすくなる?
ドライブチェーンが緩いと、サスペンションが良く動く?など
勝手な妄想をしているので、結構・・・緩めです。
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 旅先でクラッチワイヤーが切れた・・・など、初歩的な故障があると
後悔しますので、ついでにクラッチワイヤーとアクセルワイヤーに
給油をしておきました。
 OLYMPUS DIGITAL CAMERA ついでの、ついでに各レバー、とブレーキペダルも清掃~給油を
しておきました。
雨の中、6日間も走ってくれた”お礼”です。
永井 真理子さんのCDを聴きながら、5時間程度の作業でした。