棟換気の金物工事。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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棟換気の金物工事。2017.09.22

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 棟(むね)換気の金物工事を行いました。
棟とは、屋根のてっぺん・・・一番高いところのことです。
先日、行った立平葺き工事のままでは、屋根のてっぺんの
ルーフィングが見え過ぎちゃって困った状態でした。
この部分に、板金金物を取り付けます。
まずは、ウレタンを貼ります。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 次に、棟の下地材になる、プラ木を固定します。
黒い板状の物が、プラ木です。
固定には、ビスを使用しています。
昔は、プラ木の代わりに”ヌキ”と呼ばれる木材を、
使用していましたが、結露や劣化により腐食してしまいました。
台風などの風で、屋根の一部が飛ばされた・・・などの事例は
棟金物とヌキが一緒に飛ばされてしまった。
と言う被害が多かった記憶があります。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA プラ木の固定が完了したら、プラ木とプラ木の間に
防水テープを貼ります、
写真を撮り忘れましたが、、プラ木の側面には、面戸金物を
取り付けます。
これで、一般部分の棟金物の下地は完了です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 棟換気金物部分は、ルーフィングを切断して、通気口を
確保します。
穴が開いているところが、通気層になります。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 次に、換気金物を固定します。
写真の左側の金物が換気金物です。
固定には、ビスを使用し、ビス頭にコーキングをします。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 最後に、一般部分の金物と換気金物のカバーを固定して、
完了です。
あとは、雪止金物の取り付けと、ビス廻りのコーキング工事
を行えば、屋根板金工事は完了です。
PS:工程日誌を見てみると、こちらの現場でお世話になった
職人さんの総数が、100人を突破しました。