外壁面の石膏ボード工事。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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外壁面の石膏ボード工事。2017.10.15

DSCN0093 窓枠工事が完了したので、
外壁面の石膏ボード工事を行いました。
黄色い板状のものが、石膏ボードです。
”タイガーボード”の名称で、TV CMをしている、あの商品です。
厚さは 12.5mmになります。
使用しているビスは、石膏ボードビスの32mmです。
窓の部分は、石膏ボードを窓の形にくりぬいて、貼ります。
とっても手間はかかりますが、地震などの外力を受けた時に
壁(クロス)にクラックが、入いりにくくなるので、こうしています。
ちなみに石膏ボードを貼る範囲は荒床面から梁までの範囲です。
DSCN0098 建設地の近くに高速自動車道がある為、
居室の石膏ボードは、遮音性能を期待して、二重貼りにしました。
2枚とも、厚さは12.5mmです。
一枚目の石膏ボードのジョイント部分と、
2枚目の石膏ボードのジョイント部分は、ずらして貼ります。
尚、ビスのピッチ(間隔)はボードの外周部は100mm。
中央部は200mmにて貼っていますが、
石膏ボードを耐力壁として、設計していないので、
ピッチは150mm程度で良いかな?と思っています。
尚、2枚目のボードの固定には、41mmのビスを使用しています。
DSCN0102 階段室の壁の石膏ボードのジョイント部分(横方向)には、
ジョイント用の専用金物を下貼りします。
階段室には、階段があります。・・・当たり前ですね。
階段があるので、床はありません。・・・当たり前ですね。
床が無いので、水平耐力が乏しくなります。
水平耐力が乏しいと・・・動きやすくなります。
動きやすくなると、石膏ボードのジョイント部分が
一番最初に動くことでしょう。(予想?勝手な妄想?)
・・・なので金物で補強しときましょう・・・とのことです。
DSCN0105 一般的な建物の平面形状は、直角の壁により構成されています。
しかし、こちらの建物には、直角ではない、外壁があります。
直角ではないので、柱を隣り合わせて、建てています。
そうすると、右の柱と、左の柱の間に隙間が出来てしまいます。
隙間が出来てしまうと、断熱性能が低下してしまったり、
対流がおこって、壁体内結露を起こしたりしてしまいます。
なので、隙間には、断熱フォームを充填し、
ブチルテープを貼って気密性を確保しておきます。
DSCN0106 石膏ボードを貼る時も、ジョイント用の金物を下貼りしておきます。
直角ではない、壁のジョイント部分って、割れやすいんですよね。
尚、外壁の構造用合板のジョイント部分にも気密性確保の為、
ブチルテープを貼っています。
人は私を、”隙間ハンター 涼” と呼んでいるかも知れません?
ちなみに、ボードを固定しているビスですが、締め込み過ぎると
石膏ボードの厚紙を貫通してしまうので、締め込み過ぎには
注意しましょう。
石膏ボードは成型した石膏に厚紙を巻いて成型しています。
厚紙を貫通してしまうと・・・ビスが効きませんので・・・。