ツーリング・・・キャブレター オーバーホール。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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ツーリング・・・キャブレター オーバーホール。2018.07.10

先日の北海道ツーリングにて、キャブレターの不調により、
バイクツーリングではなく、車ツーリングになってしまい、
悔しい思いをしたので、
愛車 TT-R レイドさんの、キャブレターを
オーバーホールしました。
私が、長年愛用しているキャブレターは、
ミクニさんのTMRφ34です。
15年程、使用しています。
まずは、車体から、取り外します。
レイドさんの、主な不調は・・・アクセルを全開にすると、
ガソリンタンクからキャブレターにガソリンが流れず、
エンジンが止まってしまう。 という症状でした。
考えられるポイントは、①タンクキャップの気密性。
②ヒューエルホースのガソリンフィルターのつまり。
③大気圧ホース関連の不調。
④ニードルバルブのつまり。⑤フロートの作動不良。
こんなトコロではないでしょうか?
これ以上はバイク屋さんではないのでわかりません。
まずは、キャブレターの部品の中で、取り外しても、かまわない部品、
全てを、取り外しながら、各穴の”通り具合”をチェックしていきます。
すると、大気圧の入り口とキャブレターボディ内を
貫通している穴の”通り具合”が悪いような感じがします。
加速ポンプのピストンの動きも悪いようです。
そんな事より、ニードルバルブのホルダーが脱落していて、
ニードル(フロート)と一緒に動いているではありませんか・・・。
ニードルバルブのホルダーは専用のボルトで固定されている
ハズですが、何故でしょう? ホルダーのOリングも劣化していて、
スカスカになっていました。・・・15年の歳月を感じさせますね。
おそらく故障の原因は、
このニードルバルブで間違いないでしょう・・・。
この故障が、北海道の道端で起きた事を想像すると・・・。
真夏なのに寒気がしますね!
原因がわかってきたので、新品の部品を発注しました。
部品が到着したら、不良部品を交換して試乗します・・・。