クロス工事・畳工事。|千葉県野田市の涼建築事務所は新築住宅ならお任せ、設計事務所です。

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クロス工事・畳工事。2018.08.17

和室の壁の改修工事を行いました。
写真は、既設のものです。
京壁仕上げの壁になります。
京壁・・・新築当時は良いのでしょうが、触るとボロボロと
粉状の物が落ちてくるので、不満が募るようです。
なので、ボロボロと粉が落ちない様に、クロスを貼ります。
まずは、京壁部分にラワン合板(普通合板)の厚さ5.5mmを
貼ります。
合板の厚さが4mmか?5.5mmか?悩みましたが、
既設の壁に不陸(ふりく)があった為、5.5mmを選択しました。
不陸とは、”平らではない。”という意味です。
合板の固定は、フィニッシュと呼ばれる小さなピンと
ボンドを併用します。
この時、壁内にいるかも?知れない?電気配線に注意をします。
この工事は、大工さんが行います。
合板の固定が完了したら、クロス業者さんの出番です。
まずは、合板のジョイント部分にパテ処理をします。
合板と柱の取り合い部分に隙間がある場合は、その隙間も
パテ処理を行わなければなりませんが、大工さんの丁寧な
仕事のおかげで隙間がありません。
なので、パテ処理も不要でした。
一度目のパテ処理が完了したら、2度目のパテ処理を
行います。
今回のパテ処理は、2回で完了しました。
下地が悪い場合は、3回、4回と行い壁の不陸を修正する場合も
あるようです。
パテ工事が完了したら、クロスを貼って完了です。
畳工事も完了しました。
ちなみに畳表(たたみおもて)は、和紙製の物を選択しました。
和紙畳につきましては、”自社にとって良い事”のみが、
沢山掲示してあるHPがあるようなので、閲覧してみて下さい。
洗面室の可動棚の設置も完了しました。
こちらの洗面室には、換気扇が無かった為、
換気扇も設置しました。
残る建物内部のお仕事は、給湯器のリモコン設置工事
のみとなります。
猛暑 + ハイプレッシャーの中、
頑張って頂いた大工さんに感謝です。
お給料は、上がりませんが・・・・。